革命

　大富豪（地域によっては大貧民とも呼ばれてるらしい）高校時代、休み時間のたびにせっせせっせとやっていたカードゲーム。基本ルールが単純でありながら戦略を問われるため、結構熱くなれるゲームである。

　このゲーム、基本的なルールは多くの人が知っているのだが、細かいルール（地方ルール）が数多くあり、確認に手間取ることがある。我が地元では
　縛り（同じマークしかだせない）
　階段（1つ繰り上がった数字しかだせない、5の次は6、Kの次はA）
　8切り（8を出すとそれまでのカードが全て流れ、自分から始められる）
　革命（同じ数字を4枚だすとその先からはカードの強さが逆になる。もはや基本ルールであり、大富豪の全て）
などは使われている。結構難しくなっているが、そのぶん非常に奥が深い。

　だが、今住んでる所の小中学生と行なう大富豪ではだいぶルールが異なる。先ほどのルールの上2つが無い。戦略もなにもあったもんじゃない。挙句、Kが4枚そろってたのでとどめに革命を起こそうとすると、
　「革命は『3』が4枚そろわないと成立しないんだよ！」と言い出し場はパニックに。
　

　恐るべき地方ルール…（もっとも、言い出した本人以外誰も知らなかったけど）大富豪は通常、始めにダイヤの3を持っている人がそのカードを場に出してスタートさせるため、この地方ルールではほとんど革命が成立しない。

大富豪、やはり奥が深い…